

最近、注目されているブラウザの1つに「Torpark」というソフトがある。
このソフトはインターネットの閲覧を匿名ですることが可能である。
インターネットの世界では、名前さえ書き込まなければ、匿名になるのではないか?と思った方もいるかもしれないが、実際にはそうではない。
簡単に言えば、サイトを見る際に、どこからやってきて、どのようなパソコンがサイトにやってきたのか、機械同士の情報の受け渡しをし、いろいろな情報が渡されてインターネットの世界を閲覧できているのだ。
だから、掲示板で殺人予告をしたり、インターネットでウイルスを撒き散らせば、犯人がある程度特定できるようになっているのである。
しかし、この「Topark」は、そういう機械レベルでの匿名性が確保されている。
閲覧する際にも、自分のパソコンの情報をできるだけ渡さないような仕組みがとられているのだ。
でも、このような匿名ブラウザがあっても、悪い人が使うだけじゃないか?と思ってしまうが、そうでもない。
歴史的経緯から、インターネット上で社会的立場の弱い者が発言をできるように、人権擁護団体が匿名で発言できるようなシステムを構築し、かなり昔から運営されているのだ。
今回の「Topark」もそのような経緯があって、開発されたのかと考えていたが、どうやら別の側面も存在したようだ。
「Topark」はコンピュータセキュリティの専門家で構成する国際団体「Hacktivismo」がからんでいたのだ。
「Hacktivismo」といえば、国際的ハッカー集団「CULT OF THE DEAD COW」、略して「cDc」が常に関係している。
「cDc」と言えば、同団体から発表された「BackOriffice」というソフトが有名で、あまりに悪いことができるため、現在では「TROJ_BOSERVER」というマルウェア扱いをされている。
危険なソフトを世に出す「cDc」が絡んでいるとなると、この「Topark」も危険な思想から発展したものと考えてもおかしくはない。
人権擁護を盾にして発表しても、実際には別の使い方ができてしまうとなると、やはりおそろしいソフトである。
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私は「CULT OF THE DEAD COW」のホームページには近づかないようにしている。
おそらく何も害はないだろうが、力を持て余したハッカーの技術は強大だからだ。
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CNET Japan
- 2006/09/26(火) 10:04:17|
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